コーチングに求められる要素

教育

ちょっと前に

「資格も実績もないのにスポーツコーチングをビジネスにしてる奴ら許せねぇよ!」

みたいな投稿をSNSで見ました。

「そーだそーだ!」みたいな反応も結構あったわけですが・・・

『そういう人でもコーチングをビジネスにできる場合がある』

と思っています。

コーチングってなに?

辞書をひくとコーチングって

1. 運動・勉強・技術などの指導をすること。

2. 自分で考えて行動する能力をコーチと呼ばれる相談役との対話の中から引き出す自己改善技術。1990年代に米国で社員育成技法として始まる。

—デジタル大辞泉—

こんな感じで出てきます。

行為そのものとしては「指導、方針の策定と決定」あたりでしょうか。

ただし目的の設定としては『コーチングを受ける人の能力向上/成績向上』になってくると思います。

能力/成績の向上に必要なこと

コーチング、と聞くと思いつくのは

  • 生理学に基づいた、トレーニング・身体の使い方・食事・睡眠のような「一般知識の伝授、技能の習熟」
  • 実技に基づく、技能・戦術・戦略のような「専門技術の伝授、専門技能の習熟」

あたりかと思います。

これらが「資格、実績があると一定のクオリティが保証されてる見込みが高い」分野だよね、とは思います。

なのでビジネスをするうえでの看板として有用だ、というのは結構納得しています。

ただし!

コーチングにはこれらの内容を「継続実施している状態を維持する」というのがとても大切です。

三日坊主にさせない、てことですね。

継続を後押しするスキルは価値が高い

「そんなもんコーチの仕事じゃなくて受講者側の気持ちの問題だろ!!甘えんな!!!!」

という声が聞こえてきそうですが・・・

ほなジムの幽霊会員なんて生まれないんすわ

何某かの能力向上/成績向上に対して熱心に取り組んでいる人ほど感覚がバグってるんですが、継続はできて当たり前ではないんですね。

単発での取り組みは効果が薄いから継続が大切、ていうのは多くの人が理解はしています。

だからこそ熱心な人ほど「やって当たり前、継続できて当たり前」と思ってる節があります。

なんならコーチ側もそう思ってるんじゃないかと思っています。

だからこそ!!

継続の後押しを適切にできるコーチには大きな価値があると思っています。

  • モチベーションの維持
  • 努力の習慣化
  • 努力そのものの娯楽化

これらができるのであれば「資格、実績がない」場合でも大いにビジネスになり得えます。

やり方は人それぞれでしょう。

  • コミュニケーション能力
  • フィードバック報酬
  • 高額な申し込み料

「ただのぼったくりやん」と思うようなアプローチでも継続の後押しになるのであれば効果のある施策なんでしょう。好き嫌いは置いておいて 笑

継続モチベーションは特別なもの

教える側も教わる側も、熱心であればあるほどマヒしてしまいますが「継続のモチベーションは持ってて当たり前のもの」ではないです。

その特別な要素を提供できる、これは十分にビジネスとしての資質を有しています。

感情的になる前に、「なぜ成り立っているのか?」を冷静に分析してみたいですね。

ほな、また!

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