SNSで見かけたんですが・・・
「職場で外国人を雇うことになった。日本語でのコミュニケーションがとれず、考えが分からなくて少し怖い」
みたいな投稿でした。
これに対して
「行動に移さなかったり言葉が丁寧なだけでこれは差別だ!」
てな感じの返信がついてました。
いろいろ思うところはあるのですが・・・・・・
自分なりに「差別ってなんじゃらほい?」てのを考えてみました
辞書による「差別」の意味
一旦、言語として世の中的にどのように定義されているかを調べてみました。
さ‐べつ【差別】
読み方:さべつ
[名](スル)
1 あるものと別のあるものとの間に認められる違い。また、それに従って区別すること。「両者の—を明らかにする」
2 取り扱いに差をつけること。特に、他よりも不当に低く取り扱うこと。「性別によって—しない」「人種—」
3 ⇒しゃべつ(差別)—デジタル大辞泉—
今回のケースだと2番「他者より不当に低く取り扱うこと」に相当しそうです。
ここでやり取りをおさらい。
A:「職場で外国人を雇うことになった。日本語でのコミュニケーションがとれず、考えが分からなくて少し怖い」
B:「行動に移さなかったり言葉が丁寧なだけでこれは差別だ!」
投稿の内容がすべてであれば、「不当に低く取り扱う」事実がないので言葉の定義上は差別には該当しなさそうです。
不当に低く取り扱うって??
このやりとりにはちょっと続きがあって・・・
「考えが分からなくて少し怖い」この精神性こそが差別なんだ!
てな感じでした。
認識の差がある時点で、てことですね。
これに関して私見を。
「未知のものに対する警戒心って動物的本能として当然に有するのでは?」
要は「知らんから怖い」ってことです。
むしろこれが無い方がちょっと心配になります。。
この辺りは「知る」ことで理性で抑えていける部分かとは思います。
「知ったうえで」「非合理的な」対応をする。これは差別だと思います。
「知る」というのは文字情報として認識する事実であったり、実体験として経験した事実です。
この前提を無視して「知らんお前が悪い。常識がない。差別だ」はちょっと横暴かな、と。
「不当」=「知ったうえで」「非合理的に」
なので私見として差別ってのは「相手のことを知ったうえで」「非合理的に」「他者より低く扱う」ことだと思っています。
こう考えると一般的に問題とされる事象以外にも結構多くの「差別」が身の回りで発生しているんじゃないでしょうか?
なんにせよ、そのような類の行動がなくなって欲しいなぁ、と思います。
ほな、また!
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