たまにジャンルを問わず「プロを目指してるから他のことは犠牲にしてその道に集中するんだ!」
てな人がいます。当事者にしろ関係者にしろ。
まぁ~・・・これには言いたいことが結構ありまして。。
『プロ活動を継続する資金、確保できてる??』
プロ活動にかかる資金、の前に
何某かのプロ活動にはお金がかかるのは結構イメージできると思います。
- 道具の購入資金、メンテナンス資金
- 遠征資金(交通費、宿泊費など)
- イベント参加資金(エントリー費、参加費など)
- 日々の活動資金(場所代、自分のメンテ代など)
これらを捻出するにあたって「実力をつけてチームに入る」「実績をもとにスポンサーについてもらう」
といった考えから「活動に専念する」といった行動になるんだと思います。
はい、2点注意事項。
- 活動フィールドは興行なりたってる??
- その他の生活資金忘れてない??
活動フィールドは興行なりたってる??
プロになったら活動の継続に支障がなくなる!!
てのは『興行が成り立っている分野』であるというのが前提になります。
よくイメージされるであろう分野は、すでに先人が頑張って興行化してくれている分野です。
ほな大多数のマイナー分野の実情は??
「突然変異的な人気者でない限りその他経済活動で資金を得ている」
これです。
事業主としてコーチしてたりサラリーマンとして働いてたりですね。
インフルエンサー的な人気、だとしてもやっぱりその広告活動が必要になりますね。
凄まじい人気による本人そのものの広告能力が高い場合は多額の出資をしてくれるスポンサーが出てくる、可能性がようやく出てきます・・・
その他の生活資金忘れてない??
一番言いたかったのはこれ。
活動資金を支援してくれたとして、生活資金まで勘定できてる??
生活資金+活動資金、これら合計の確保に奔走することになるとさぁ大変。
ここで最初のガヤをもう一度。
「プロを目指してるから他のことは犠牲にしてその道に集中するんだ!」
他のことを犠牲にした人の資金確保には思いのほか時間がかかります。
資金確保に時間がかかったら??
やりたい活動にかけられる時間が減ります。
やりたい活動にかけられる時間が減ったら??
パフォーマンスが上がりません。
パフォーマンスが上がらなかったら??
活動のフィールドが減ったり、支援してくれる人が減ったりします。
そうなると余計に資金確保の時間が増えます。
・・・悪循環ですね。
生活資金・活動資金の試算をしてみましょう
冷静にお金まわりの試算をしてみて、実際の活動費用との比較をしてみるのは大切だと思っています。
SNSでのアピールなどを「余計な活動」として断罪しようとする大人がいます。
そんなに興行的に恵まれている分野は稀だということを認識しないままに。
逆に活動者がその他の活動に興味を持っていなかったら?
資金の確保、を論点に事業計画書を一緒に作ってみましょう。
ほな、また!
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