1. ジュール・マザラン(フランスの政治家・枢機卿)
ルイ14世の幼少期に宰相としてフランスの絶対王政の基礎を築いた希代の政治家・外交官です。激動の時代を生き抜いた彼の処世術が詰まった言葉です。
「運命は、準備のない者に微笑まない。しかし、執念を持つ者には扉を開く。」
激しい権力闘争や反乱(フロンドの乱)を卓越した忍耐力と戦略で乗り越えたマザランらしい、意志の強さを説いた格言です。
2. クリムト(オーストリアの画家)
『接吻』などで知られる象徴主義の巨匠グスタフ・クリムト。彼は多くを語らない芸術家でしたが、自身の表現についてこう残しています。
「私について、あるいは私の絵について知りたい者は、私の絵を注意深く観察し、私が何者であり、何を望んでいるのかをそこから読み解くべきだ。」
言葉による言い訳や解説ではなく、自分の「生み出した成果(作品)」そのものにすべてを語らせるというプロフェッショナルとしての強い自負が感じられる言葉です。
3. フランス革命のモットー
人物個人の言葉ではありませんが、バスティーユ襲撃を機に世界中に広まり現代の民主主義の根幹となったあまりにも有名なスローガンです。
「自由、平等、友愛」 (Liberté, Égalité, Fraternité)
この言葉は、元々はフランス革命期の政治家ロベスピエールらが演説で唱えたことで定着しました。単なるスローガンを超えて「人間はどう生きるべきか、社会はどうあるべきか」を問い続ける人類史に残る強力なメッセージです。


コメント