6月29日は、世界中で愛される名作『星の王子さま』の作者であり、パイロットでもあったアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(1900年6月29日生まれ)の誕生日です。この日にちなんで、彼の深く心に刺さる格言をいくつかご紹介します。
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの格言
「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。いちばんたいせつなことは、目に見えないんだよ」 ——『星の王子さま』より
おそらく彼の言葉の中で最も有名で、普遍的な真理を突いた一節です。外見や数字、目に見える肩書きばかりに気を取られがちな私たちに、「本当に価値があるものは心で感じるものだ」と優しく教えてくれます。
「愛するとは、お互いを見つめ合うことではなく、共に同じ方向を見つめることである」 ——『人間の土地』より
恋愛だけでなく、仕事のチームや家族、友人関係にも通じる格言です。向かい合ってお互いばかりを気にするのではなく、同じ未来や目標を共有して歩んでいくことこそが、本当の絆を生むという意味が込められています。
「君がバラのために費やした時間が、君のバラをこれほど大切なものにしているんだ」 ——『星の王子さま』より
世の中に同じバラはたくさんあっても、自分が水をやり、風よけを立て、時間をかけて育てたバラは、自分にとって世界に一つだけの特別な存在になります。「何かを大切に思う気持ちは、自分がそこに注いだ時間や愛情の量で決まる」という、人間関係の本質を表した言葉です。
飛行士として命がけの空を飛び、生と死を見つめ続けたサン=テグジュペリだからこそ、これほど澄んだ言葉が生まれたのかもしれません。6月29日の今日、ふと日常の「目に見えない大切なもの」に目を向けてみるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。


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