月が替わって3日目を迎える9月3日。日々の忙しさや周囲の環境に追われていると「本当にやりたいことを見失っている」「目の前の課題をどう削ぎ落とせばいいかわからない」と壁にぶつかることもあります。
そこで今回は、9月3日にゆかりのある3人の偉人(フェルディナント・ポルシェ、ルイス・サリヴァン、フランク・キャプラ)の言葉や生き方から、現代の私たちが仕事や人生に応用できる「主体的な創造」「目的と本質」「果敢な挑戦」のマインドセットを学びます。
【主体的な創造】フェルディナント・ポルシェに学ぶ「理想を自ら形にする」姿勢
「私が理想とするスポーツカーは、どこを探しても見つからなかった。だから自分で造ることにした。」
偉人の背景
世界的な自動車メーカー・ポルシェの創業者であるフェルディナント・ポルシェ(1875年9月3日誕生)。技術者・設計者として歴史に残る数々の名車を手がけ、既存の概念にとらわれない画期的な技術革新とこだわりによって世界最高峰のスポーツカーブランドの礎を築き上げました。
名言の解説と現代への活かし方
新しいことを始めようとするとき私たちは既存の選択肢の中から答えを選ぼうとしがちです。しかし「探してもないなら、自分で作ればいい」というポルシェの姿勢は、自ら動き出して環境や解決策をゼロから創出する「圧倒的な当事者意識(オーナーシップ)」の重要性を教えてくれます。
ビジネス・日常での実践法:
- 「ない」ことを諦める理由にしない: 欲しいサービスや働きやすい環境がないなら、周りに期待するだけでなく提案や副業、仕組み化を通じて自ら作れるかを考える。
- 自分のこだわりを妥協しない: 他人の基準に合わせるのではなく「自分が本当に納得できる理想」を明確にし、それを追求する原動力にする。
【目的と本質】ルイス・サリヴァンに学ぶ「本質に立ち返る」思考
「形態は常に機能に従う。」
偉人の背景
「近代建築の父」と称されるアメリカの建築家ルイス・サリヴァン(1856年9月3日誕生)。過度な装飾に頼っていた19世紀後半の建築界において、建造物の外観やデザインは「それが果たすべき目的や機能」から自然に導き出されるべきだという思想を唱え、近代高層ビル建築の基礎を確立しました。
名言の解説と現代への活かし方
仕事でも日常生活でも、見栄えや形式・余計なルールに囚われて「本来の目的」を見失うことがあります。サリヴァンの言葉は、複雑化した物事や行き詰まったプロセスの装飾を削ぎ落とし「そもそも何のためにやっているのか」という根本的な目的に立ち返る(第一原理思考)大切さを提示しています。
ビジネス・日常での実践法:
- 無駄な業務やルールを削ぎ落とす: 「昔からそうだから」と続けている慣習に対し、本質的な目的に寄与しているかを問い直し業務のシンプル化を図る。
- 目的からデザインや手段を決める: 資料作成や企画立案の際、見た目の装飾に凝る前に「誰に何を伝えるか」という目的(機能)の精度を突き詰める。
【果敢な挑戦】フランク・キャプラに学ぶ「何度でも挑む」強さ
「失敗を恐れてはいけない。一度でいい、成功すればいいのだ。」
偉人の背景
『素晴らしき哉、人生!』など映画史に残る不朽の名作を世に送り出し、アカデミー監督賞を3度獲得したハリウッドの映画監督フランク・キャプラ(1991年9月3日逝去)。イタリアからの貧しい移民として渡米し、数々の挫折や試行錯誤を経験しながらも諦めずに人間味あふれるストーリーを描き続けトップ監督へ上り詰めました。
名言の解説と現代への活かし方
挑戦の過程で失敗すると自分の全人格を否定されたように感じて足がすくんでしまうことがあります。しかし、キャプラは数ある失敗を単なるデータやプロセスにすぎないと捉え、最終的にたった1回のブレイクスルーを掴み取ればそれまでの苦労はすべて成功の糧になると説いています。
ビジネス・日常での実践法:
- 失敗の「数」を恐れず試行回数を増やす: 完璧主義を捨て、小さなテストやチャレンジを素早く繰り返し1つの大きな成功を引き寄せる。
- 過去の失敗を「プロセスの通過点」と割り切る: うまくいかなかった経験を失敗と判定せず「うまくいく方法を見つけるための学習」と捉え直す。
まとめ:9月3日から始める新しい自分
9月3日ゆかりの3人の偉人から学べるポイントを振り返りましょう。
- フェルディナント・ポルシェ:理想を他人に期待するのではなく、自分の手で作り出す
- ルイス・サリヴァン:表面的な飾りに惑わされず、本来の目的や機能に立ち返る
- フランク・キャプラ:途中の失敗を恐れず、たった一度の成功を引き寄せるまで挑み続ける
自分自身の可能性を信じ、今日から新しい一歩を踏み出すヒントとしてみてください。


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